2017-12-24 骨の色 貴方の笑顔を思い出さない 何故ならそれはしてはいけない事だから 貴方との記憶は思い出さない 何故なら忘れてしまうから 貴方の指先はとても繊細でこの上なく美しく 私のお気に入りだった 貴方の髪はとても綺麗でこの上なく輝いて 私のお気に入りだった どうして消えてしまったの どうして失ってしまったの 夢の先を私は作ることができると信じていて 貴方もそれを望んでいたでしょう いつのまにか貴方は望まなくなり いつのまにか貴方はいなくなって いつのまにか私は独りソファーの上 知らない色の歌を口ずさんでゆく 全て貴方の思い通りに